サラリーマンでも出来るアメリカ大陸バイク横断

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七日目② 稲川淳二とルート66 @セドナ(アリゾナ州)〜フラッグスタッフ(アリゾナ州)〜バーストウ(カリフォルニア州)

エアポートメサの次はベルロックへ。
ここがいちばん有名だと思う。
途中でチャペルオブザホーリークロスという教会に立ち寄る。
岩山の上に建てられた教会。
すごく観光地然としていて、個人的にはあまり好きじゃなかった。。。
人も多くて、もはや自然の息吹ではなく、観光客の息吹しか感じられない。
かく言う自分もその構成員の一人なのだが、、、

気を取り直してベルロックへ向かう。
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教会よりも人が少ない。
どういうこっちゃ。
なぜか、ここはあんまりパワーを感じられなかった。
でも、赤茶色の世界は非日常感があって、凄く良かった。
トレッキングやらMTBとかやりたかった。
次来るときは泊まりでゆっくり来たい。

もちろん、かわいい女の子と。

さて、ここからはLAへ帰るのみ。
とは言え、まだ残り500マイル以上はある。
時間は午後2時。。。
今日中に帰るのはかなりキツい。
けれど途中に大きな都市は無く、泊まる気もあまりない。。。
どーすっかな。
とりあえず走るだけ走って考えよう。
いつものノープラン炸裂。

走り出して、グランドキャニオンへの分かれ道、フラッグスタッフを越える。

そうだ!ルート66を走ろう! (JR東海の名コピーよろしく)

すっかり忘れていた。
当初はシカゴからルート66を走破しようとまで考えていたのに。
あの地面に書いてあるルート66のサインも撮影したい!!
Seligmanという街でルート66へ入る。
古き良きアメリカの町並みが続く。。。

約500mだけ。

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結論から言うと、何もありません。
地面の舗装はぼちぼちだったけど。
それよりも暑すぎ。
そして行けども行けども地面にサインなんて無い。。。
あれってルート66走ってたらそこら中にあるんちゃうん??
何故俺はこんなわけ分からん道を走ってるんや。。。
約1時間半走るとKingmanという街に。
ここからはフリーウェイに戻らなければならない。

え?まだサイン撮ってないんやけど・・・
諦めきれず、ルート66を継続して走ることに。
Kingmanを過ぎたところで発見!
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なんかイメージしてたものとは違うが、これも旅の醍醐味だと言い聞かせる。
よく見るルート66のサインはここじゃないみたいですね。
事前にGoogle先生に聞けばそれだけで解決できたのにね。
先生の言うことはきちんと聞きましょう。

おやつは300円まで、バナナはおやつに入りません!

フリーウェイに戻り、走っていると遂にカリフォルニア州に突入!!

見慣れた熊のマークが登場!
熊の”プーさん”とかの”マーク”ではありません。
カリフォルニア州の旗に描いてある、マスコット!?キャラ!?ですよ。
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決して「熊のマークさん」とかいう頼れるアニキでは無いです。

うおー!
帰ってきたぞう!
とうとう最後の州だ。
と、同時にこれもしかしたら今日中に帰れるんじゃないかという淡い期待が。
帰る!必ず生きて帰るんだ!
心に誓い、夜は走らないというルールをここに来て破ることに。
ルールは破る為にあるんだぜぃ、と自分で決めて自分で破るワタクシ。
日の落ちたフリーウェイを爆走。。。

・・・と思ったのも束の間。
辺りは暗くなり、都会に近づくにつれ路面も最悪に。
アメリカの地方のフリーウェイって外灯が無いんですね。
ヘッドライトだけが頼りという、稲川淳二も真っ青な状況なんですよ。

なんか変だなー、変な感じすんなー

ってなもんです。
しかも元々視力が悪いので、めちゃくちゃ集中力が必要になるのです。

とても走り続けられる状態ではなくなり、Barstowという街で一泊することに。
ちなみにこの街は、ロスからベガスに遊びに行くときにメシ食ったりするところ。
来たことはあったけど、まさかここに一泊するとは。。。
感覚的には東京~大阪に向かってる途中、海老名SAあたりで一泊する感じ。

なんか変な感じすんなー。

もうロサンゼルスは目と鼻の先!!

Tusayan(AZ)~Sedona(AZ)~Barstow(CA)
走行距離   544.2マイル( 870.72km)
総走行距離 3,438.6マイル(5,501.76km)

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