サラリーマンでも出来るアメリカ大陸バイク横断

サラリーマンの長期休暇でアメリカ大陸バイク横断を実現するブログ

二日目① 昨夜の雨から一夜明けると @セーラム(テネシー州)

朝起きて、窓から天気を見る。
昨日、宿敵に叩きのめされた翌日だから当然である。
カーテンを開けると、そこには空一面に広がった。。。

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相変わらず天気は思わしく無さそうだ。
但し、雨は降っておらず、走り出す気合は十分。
何せまだ二日目なのだ。
しかも初日からビハインドしている。
下手するとこのままではロスまで帰れないかもしれないのだ。
焦る気持ちを抑え、モーテルをチェックアウト。
駐車場に出ると、幸いにもバイクは無事だった。

昨晩は雨にやられて気にならなかったが、モーテルの駐車場にバイクをむき出しで置くのは不安がある。
盗まれたらどうしようとか、壊されたらどうしようと考えてしまう。
レンタルバイクには各種ロックも付いておらず、ハンドルロックしか鍵を掛ける手段が無い。
当然アラーム付の防犯装置なんて無い。
こんなド田舎の高速沿いで運転不能になったら、猿岩石宜しくヒッチハイクで帰るしかないのだ。

そして運転不能になれば当然バイクのピックアップも頼まないといけない。
但しここはアメリカのド田舎のモーテル。
携帯の電波もままならず、Googleマップで位置を確認するなんてもっての他なのだ。
どうやって迎えに来てもらうかも分からない。
とにかくバイクのトラブルだけは避けたい、、、
明日以降はもう少し停め方を工夫しないといけない、なんて頭の片隅で考えた。

とにかく、気合を入れて、二日目出発。
今日は昨日の遅れもリカバリーしたいと思い、目的地をMemphisとした。
その距離、およそ500マイル。
昨日のように雨が降ったら、とてもじゃないが到達出来ないだろう。
とにかく雨だけは回避したいとどこかの誰かに祈りながら、モーテルを後にした。